2018年 07月 01日
トスカ |
新国立劇場で、2017-2018シーズン最終演目となる「トスカ」を見てきた。
指揮は、俊英の呼び名の高い、若干28歳のロレンツォ・ヴィオッティ。
このところ新国立劇場のオペラはすごい!
今回のトスカも、美術も衣裳も美しいし、
なんと言っても、歌い手が良かったよぉ〜!
トスカもカヴァラドッシも、憎っくきスカルピアも最高でした。
主役級が3人揃って、声もヴィジュアルも素晴らしい舞台は、なんか久しぶりなような気がする。
Bravo! 新国立劇場❣️
しかし、ストーリー的には、あんまり気分のいいものではないのがトスカ。
2幕の緞帳が下りたとたん、前方がざわついてる、と思ったら、急病人が出たらしい。
運良くドクターが客席に何人かいらっしゃったようで、とりあえず処置をして救急車搬送されはしたそうだけど、意識は戻られたとか。
お気持ちの優しいご老体には、トスカはきついのかもね。
前列に若い男の子たちが座っていたので、音大の学生さんかと思ったら、理科大の2年生。
教養課程の課題で、オペラを見なくちゃいけないらしい。学割で見れる席は完売だったようで贅沢な席で見る羽目になったのだと言ってた。
「オペラ、面白くてハマりそうです」だって!
粋な課題ですね。
トスカ...........キャサリン・ネーグルスタッド
カヴァラドッシ......ホルヘ・デ・レオン
スカルピア..........クラウディオ・スグーラ
by noraherb
| 2018-07-01 17:20
| 音楽