2012年 10月 23日
『毒草を食べてみた』 : キョウチクトウ |
10日ほど前に参加した星薬科大学の薬草セミナーで講演をなさった植松 黎さんの著書 『毒草を食べてみた』 をほぼ読み終えました。
薄い本なのですが、さすがに 『毒草』 の本。
読んでいるうちに背中がゾクゾク、うすら寒い気分になってしまい、とうてい一気には読めない本で、珍しく時間がかかっています。
私たちの周りにふつうにみられる植物が、実は大変な毒草だということが、これでもか、というほど書いてあります。
そのうちの一つが、千葉市の花 「キョウチクトウ」。 現在まだ続いているかどうかは知りませんが、私たちが千葉市に引っ越してきたころは、子供が生まれると千葉市からお祝いとして夾竹桃の苗が贈られていました。
たまたま私は夾竹桃が有毒だということは知っていましたので、「え!毒草をお祝いに?」 とひどく驚いたことを覚えています。
我が家の子供たちは千葉市に引っ越す前に生まれていましたので、毒草を頂戴する機会はありませんでしたが・・・・。
近くの国道沿いなどにもたくさんの夾竹桃が植えてあります。
『毒草を食べてみた』 の本によると、夾竹桃の葉に有害物質が入り込まない仕掛けがあるため、大気汚染に強いという理由で、工場や高速道路のフェンス代わりに植えてあるらしい、とのこと。
ふ~~ん! そういえばアメリカの高速道路沿いにもたくさん植えてあったのを見かけました。
古代ギリシャのアレキサンダー大王率いる軍隊は夾竹桃の枝を串にして肉を焼いたため多くの兵士を失った、と伝えられるほどの猛毒を持っているそうで、致死量は体重1キロあたり0.3ミリグラム。青酸カリよりも毒性は強いらしい。
夾竹桃はすべての部位が有毒だそうで、煙でさえ猛毒を出すそうです。
『高速道路の生け垣というまことに都合のいい使い方を思いついたようだけど、道路が火事になることなど考えてもいないのだろう。その時こそ、キョウチクトウが恐るべき毒草として復活する日なのではないだろうか。』
と植松さんはキョウチクトウの項を結んでいます。
こわ~~~~っ!
薄い本なのですが、さすがに 『毒草』 の本。
読んでいるうちに背中がゾクゾク、うすら寒い気分になってしまい、とうてい一気には読めない本で、珍しく時間がかかっています。
私たちの周りにふつうにみられる植物が、実は大変な毒草だということが、これでもか、というほど書いてあります。
そのうちの一つが、千葉市の花 「キョウチクトウ」。
たまたま私は夾竹桃が有毒だということは知っていましたので、「え!毒草をお祝いに?」 とひどく驚いたことを覚えています。
我が家の子供たちは千葉市に引っ越す前に生まれていましたので、毒草を頂戴する機会はありませんでしたが・・・・。
近くの国道沿いなどにもたくさんの夾竹桃が植えてあります。
『毒草を食べてみた』 の本によると、夾竹桃の葉に有害物質が入り込まない仕掛けがあるため、大気汚染に強いという理由で、工場や高速道路のフェンス代わりに植えてあるらしい、とのこと。
ふ~~ん! そういえばアメリカの高速道路沿いにもたくさん植えてあったのを見かけました。
古代ギリシャのアレキサンダー大王率いる軍隊は夾竹桃の枝を串にして肉を焼いたため多くの兵士を失った、と伝えられるほどの猛毒を持っているそうで、致死量は体重1キロあたり0.3ミリグラム。青酸カリよりも毒性は強いらしい。
夾竹桃はすべての部位が有毒だそうで、煙でさえ猛毒を出すそうです。
『高速道路の生け垣というまことに都合のいい使い方を思いついたようだけど、道路が火事になることなど考えてもいないのだろう。その時こそ、キョウチクトウが恐るべき毒草として復活する日なのではないだろうか。』
と植松さんはキョウチクトウの項を結んでいます。
こわ~~~~っ!
by noraherb
| 2012-10-23 21:10
| ハーブ